大切な方がなくなった時、その埋葬方法は日本では火葬される事が一般的な故人を弔う方法です。しかし最近、海外では遺体を埋葬するのではなく、「人間を堆肥化する」という選択が合法化されました。
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人間の堆肥化サービス
RECOMPOSEというサービスによると、価格は$7,000となります。
方法としては、故人の体をウッドチップ、アルファルファなどで囲まれた容器に安置し、体をたくさんの植物材料で覆います。
体と直物は4~7週間かけて、微生物により全て分子レベルで分解し栄養が豊富な土壌を形成させます。その後容器から取り出し、さらに2~6週間をかけて硬化させて約7km^3の土壌になります。
愛する故人が土に還ると、その土を容器に入れて受け取ることができるようです。
故人の土は、自然へと還る
故人の土は、引き取ることで生前に好きだった場所に撒いたり、観葉植物の土にしたりという方法から寄付という形で自然に還すという方法などが選択できるようです。
人は土から生まれ、土に還るという言葉があるように、人が土に還りそれが植物を育て、その植物が動物に食べられ、動物は人に食べられるという自然の循環をコンセプトにした弔いのもう1つの形。
日本ではまだ難しい
日本で埋葬される場合には、火葬されることが一般的です。
火葬自体は法律で決まっているわけではありませんが、土葬に関しては都道府県によって条例で許可されていなかったり、許可されていても埋葬は墓地・お寺・霊園など特定の場所に限られています。
そのため、こういった海外では合法になった埋葬方法が日本でも許可されるのは、死に対する多様化な考え方が日本でもうちょっと出てこないと難しいかもしれませんね。