あなたの飼っているペットが目を離したす隙に、家のドアから逃げ出してしまった。考えるだけでも恐ろしい話ですが、こういった場合どうしますか?
目次
従来の迷子犬の対処法
近所にいないか探してみる
どういう経緯で逃げ出してしまったかにもよりますが、場合によってはまだ家の近くにいるかもしれません
近所の人にも声掛けをする
情報共有のために、近所の人にもペットの特徴などを話しておいて見つけたら連絡してもらうか保護してもらう
ポスターなど迷子犬情報を出す
掲示板など自治体などに協力を仰いで迷子情報を掲示してもらう
普段ペットが気に入っている物を玄関の前に置いておく
普段お気に入りのおもちゃなど自分の匂いがついた物を玄関に出しておく
警察に届け出を出す
警察に届け出することで近隣の警察との連携や保健所等に連絡していただける場合もあります
ここまでが、従来の対処法ですが海外ではある取り組みでペットの捜索で1400頭以上の行方不明の犬を救出したとのこと。
ドローン・トゥ・ホーム
実はこの立役者とは「ドローン」なのです。
Drone to Home という慈善事業団体が活動をしています。
人が迷子になってしまったペットを探すのは非常に困難ですが、ドローンであれば密集した茂みやなかなか立ち入るのが難しい場所に侵入することができ、また赤外線カメラを搭載しているため生物の体温等を検出することで捜索を容易します。
人が数時間かけて捜索しなければならない範囲を、ドローンだとわずか数分で探索できるとの事。これは素晴らしいですね。
でも・・・?ドローンを使った捜索なんてお高いんでしょう??
いえ!無料です!
なんと、このサービス無料なんです。
チャリティとして活動しているため、ホームページから団体にコンタクトすることで無料で捜索してもらえるのです。
このサービスの主催者はこのように言っています
行方不明の犬をどんどん見つけ始めたので、行方不明の犬を再会させる私のスキルと経験は、コミュニティの何千人もの人々にとって切望されていた心の平和であるという噂がすぐに広まりました。
それ以来、Drone to Home オペレーションは成長し、行方不明になった犬の飼い主から毎年何百件もの電話を受けるようになりました。平均して、チームは毎月約 43 匹の犬を探して再会させます。
Drone to Home
▼初の女性ドローンオペレーターの研修中の様子
ただし、これは海外のサービスです、日本だと法律的な制約があってすぐには難しいかもしれませんが、非常に素晴らしい取り組みで是非こういった活動をされる団体が日本にもいればすごく良いと思いますね。