あなたが止めるべき2つの行動。これで週20時間以上を節約できる

あなたには夢や目標がありますか?

独立して事業をしたい、スキルを身に着けて年収を上げたい、ミュージシャンになりたいなど人それぞれ夢や目標があるかもしれません。ただし、大人になってからこのような夢を追う以前に、生活のためサラリーマン・アルバイトで毎日大変な仕事をこなしていく内に、夢や目標を追うための「時間」が足りないという人も多いのではないでしょうか。

しかしながら、果たして本当に「時間」が足りないのでしょうか?今回はこの習慣を止める事で時間を節約できるというテーマです。

やることリスト

日本人に特に多いですが自分の仕事で「やることリスト」を使っているなら、すぐにやめましょう。

やることリストは正しく使えばメリットにもなり得ますが、安易に使うことによりデメリットの方が大きくなるケースが多いです。

デメリット
  • 生産性が下がる
  • 先延ばしになりやすい
  • タスクが残り続ける
メリット
  • タスクの可視化
  • タスクの共有が容易

主要なデメリットは、やることが結局雑然となってしまい多くのタスクに圧倒されて分析麻痺となる事です。あなたは膨大なタスクの海で優先順位や時間配分も判断できない状態で、いたずらに時間をかけて大量のタスクをただこなしていき最終的に生産性が低下するのです。

あなたがやる事がたくさんあるのは分かります、しかし人間はどれほど効率的に仕事をこなしていっても実行できるタスクの量は限られます。

そこでポイントは下記です

  • 本当にあなたが最優先で取り組むべきタスクを3~4つに絞る
  • タスクをあなたのスケジュールに組み込み、工数とタスクを可視化する

上記を実施したうえで、まだ余裕があるなら次のタスクを割り当てていきましょう。

タスクをこなす上であなたがそれを実行する「時間」が与えられていることを意識することで、タスクに集中でき生産性を向上させることができます。またスケジュールを可視化することで、不用意なタスクの詰め込みすぎを避けることができます。

起床時間がバラバラ

あなたは朝規則正しく過ごせていますか?

起床時間がバラバラ、目が覚めてもベットでスマホを見てダラダラ、もう5分だけ寝よう・・・などとダラダラと朝を過ごしていたのならそれもやめましょう。

朝の過ごし方で、1日の過ごし方が決まるといっても過言ではありません。朝の行動が1日のエネルギーや集中力を得れるか・得れないかという事を覚えておいてください。

具体的には、朝やるべき事は下記です

①毎日決まった時間に起床すること

②起床直後はスマホには触らないこと

③今日1日の過ごし方やスケジュールを書き出して具体的にイメージすること

④朝ご飯は必ず食べること

たったこれだけで、あなたの1日のエネルギーは最大限発揮され、生産性を高めるでしょう。

順番に解説していきます。

①毎日決まった時間に起床すること

起床時間が毎日バラバラですと脳内のセロトニンという神経伝達物質の分泌に支障をきたし、うつ病やイライラ・注意力の低下・ストレスの増加など心身に悪影響を及ぼします。

もちろん起床時間だけが主な要因ではありませんが、起床時間がバラバラになることで就寝時間もバラバラになり、脳が休養できなくなりと1つの要因から連鎖的な悪影響を引き起こして最終的に心身に不調を起こすのです。

就寝時間においても規則正しく寝る(眠気を誘発させる)ためには、まず起床時間をそろえることが大切です。

つまり、あなたがやるべきことは仕事・休日に限らず「起床時間をそろえる」ということです。

また目が覚めてベッドの中でダラダラすることは起床ではありません、起きたらベッドから頑張って出ましょう。

②起床直後はスマホを触らないこと

朝起きたらニュースやメールをチェックしてという習慣の人も多いでしょう。これも是非止めましょう

ここからはスピリチャルな話ではなく、脳科学の話です。

人間の脳の活動は微弱な電気信号のやりとりという事はご存じの方も多いと思います、その電気信号は一般的に「脳波」と言われます。

脳波にはいくつか種類があり深い睡眠状態のときはδ波(デルタ波 1~3Hz)、覚醒状態にはα波(アルファ波 8~13Hz)β波(ベータ波: 14~30Hz)まで様々な脳波の活動をしています。これらの脳波の周波数によって脳の活動にも大きく特徴がわかれます。

さて、話を戻しますと人間は起床直後はα波の状態となっておりこの状態は人間にとって有益なホルモンが活性化している状態で、記憶力や創造力・問題解決力の向上など一番脳のポテンシャルが高い状態なのです。その状態からスマホの画面を見ると、脳内周波は急速にβ波という緊張・不安などネガティブな脳状態に向けて移行していきます。

そのため、あなたが朝起きてスマホを見る前に1つやることがあるのです。それが次の事です。

今日1日の過ごし方やスケジュールを書き出して具体的にイメージすること

朝起きたらまずこれをしましょう。

前述した通り、起床直後のあなたの脳はα波が出ているため最高の状態です。

その状態で、今日1日の過ごし方やスケジュールを書き出してイメージしてみましょう。まだ脳が覚醒して直後のため、今日やるべきことをインプットすることで確実に今日1日の生産性は向上します。

*その理由は私たちの意思決定のプロセスにおける脳の活動の工程がどうなっているかで説明できますが、かなり長くなりそうなのでまた近いうちに記事にします。

朝ごはんは必ず食べること

朝ごはんは毎日ちゃんと食べれていますか?

朝ごはんは必ず食べてください。

朝のごはん(栄養)を補給することは、あなたの食欲を満たすためだけでなく今日1日の脳活動をするための栄養補給と考えてください。

あたなが起床した直後はガソリンが空っぽの自動車と同じです。今日という1日を最高の形で走りぬけるためにも必ず朝ごはんは食べましょう。

スマホを極力使わないこと

今日、スマホは私たちのライフスタイルの欠かせないものとして私たちの社会に浸透しています。

あなたが明確に目的があって、スマホを使うことはツールの使い方としては正しいです。しかし漠然と暇つぶしに娯楽コンテンツを目的とした利用をしているのであれば極力止めるべきです。

娯楽目的でのスマホの大きなデメリットは、脳機能の低下 を起こしてしまう事です。

例えばゲームアプリや娯楽コンテンツなどを見たとき、脳内ではドーパミンという幸福感をもたらす神経物質が放出されます。この神経物質は長時間ゲームや娯楽コンテンツを見る事で放出され続けるのですが、あまりに長時間・常習化するとやがて慣れてしまい同様の刺激では満足できなくなってくるのです。やがて脳の栄養補給の代謝効率も落ちていき様々な脳活動に影響を及ぼします。

つまり覚せい剤などの薬物依存と同じような状態が脳の中で起きているのです。しかしながら、人によってはストレス解消になるこのようなコンテンツを完全に断ち切れと言っているわけではありません。ポイントはこういったコンテンツは時間を決めてみるべきです。

そのためにあなたがまずどれだけスマホを1日あたり使っているのか把握してください

その上で、最低限そういった娯楽目的のスマホの時間を減らし、時間が許す限りだらだらと使わないようにしましょう。アプリごとに使用時間を設定・制限できるので有効活用しましょう。

きっと今まで多くの時間を浪費していた事にも気づくでしょう。

まとめ

・生産性が落ちるTODOリストの使い方はやめること。

 タスクは最優先のものにとどめて、タスクはスケジュールに組み込むこと。

・生産性を上げるために朝、下記を習慣的におこなうこと。

 ①毎日決まった時間に起床すること

 ②起床直後はスマホには触らないこと

 ③今日1日の過ごし方やスケジュールを書き出して具体的にイメージすること

 ④朝ご飯は必ず食べること

・娯楽目的でのスマホの使用は控える。使うなら時間をきめること

以上の事を実施するだけで、あたなの生産性は大きく向上し、週間で20時間以上の時間を節約できるでしょう。その時間を使ってあたなが本当にやたい事に時間を投資しましょう。

関連記事