暗いところで本を読むと目が悪くなるは嘘!?

「暗いところで本を読むと目が悪くなるからやめなさい!」と注意された経験はありますか?

本当に暗いところで本を読むと目が悪くなってしまうのでしょうか?

暗いところで本を読むと目が悪くなる医学的根拠はない

暗いところで本を読む = 目が悪くなる という直接的な根拠はありませんでした。

では、なぜこのような言い伝えが残っているのでしょうか。

近くで本を読み続けることが問題

視力低下の原因は、近さです。

近いところで本を読むときに、目の筋肉は収縮することでピントを合わせます。

しかし、対象物をその状態で見続けてしまうと目の筋肉がその状態で固まってしまい、結果ピント調節機能が衰えてしまい遠くのものを見ようとしても見えずらいという状態になるといわれています。

暗い所で本を読むことで、暗く見えずらいため本を近くで長時間見続けてしまうため、暗い所で本を読むと目が悪くなると言われてしまうのだと思います。

目も筋肉ですので、肩同様に凝り固まってしまうんですね。

逆に単純な近視の人であれば、遠近体操法といって近くと遠くを交互に見るなどトレーニングをすることによって、視力回復をすることは可能だと言われています。

十分な明かりがある場所で本を読もう

だからと言って暗い部屋で本を読むことを推奨しているわけではありません。

子供だけでなく、大人でも意識しているつもりでも暗い場所では対象物に無意識に近づいてしまうことが分かっていますので、本を読むときは十分に明かりを確保して読みましょう。

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